• インタビューセッションに関して

    最初に、これはスピリチュアルでも、霊媒が目的でもありません。私とあなたはお互いに必ず死ぬもの同士です。その最も重要な共通点を共有しながら、あなたの経験の話についてのインタビューをさせていただきたいと思います。これはカウンセリングやセラピーのような一対一のインタビューです。ゆっくりとあなたが話し出すまで私は待ちます。あなたのペースで話してください。また具体的に話せない場合は間接的な言葉で話してもらっても構いません。

    また、このインタビューは私やこの実践のためではなく、あなたの今後の何かになるために、話して欲しいと思います。またもっと大事な何かに対して話してほしいと思います。

    わからない質問は、「わからない」と。答えたくない質問は「答えたくない」と言ってください。
    答えたくない理由をもし、話せたら話してください。

    また、話した後で、この話は話さなかったことにしてほしいという場合はいつでも連絡してください。決して公開しません。

    このインタビュー音声は録音・編集され、サウンドインスタレーションの一部として作品のなかで公開されます。「TERATOTERA祭り2018 Walls –わたしたちを隔てるもの-」にて展示されます。

    個人的な内容を含む語りはプライバシーの流布が懸念されると思いますが、 編集により、語りの内容は具体性を持ちつつも、抽象的な印象になるように操作するつもりです。

    肉声のみで構築されるサウンドは視覚的な属性情報がないため、 一般の鑑賞者に対しては、一定の匿名性が付与されることにはなると思います。

    また、インタビュー中はビデオと写真の記録撮影も行います。ビデオの公開は現在は考えていませんが一部作品紹介としてWEBで公開するかもしれません。ビデオや写真の撮影をされたくない方は事前にお伝えください。

    映像、写真をWEBや紙媒体などで公開する場合は前もって必ずあなたに連絡して許諾の申請をします。

    インタビュー項目例